アルミダッチで作るローストチキン

アウトドア

少し前に書いた「アルミ製ダッチオーブンの魅力を語る」という投稿が少しづつアクセスされるようになってきた。今回は、その続きとして実際に料理を作ってみた話をしようと思う。

前回のおさらいになるけれど、アルミダッチオーブンの魅力は、メンテナンスのしやすさと、なによりも軽量だという点にある。逆にデメリットは材質の融点が低く、空焚きなどで溶ける可能性があるという事だ。

現時点では純粋なアルミダッチオーブンは、日本のメーカーだとテンマクデザインの6インチしかない。しかし、6インチでは料理が限定されてしまう。

そこで私はamazonで「GSI Outdoores」というアメリカの会社のアルミダッチ(10インチ)を買ったのだが、届いてみたら深さが足りないという事に気づいた・・・というのが前回までのお話になる。

今回は、この深さの足りないダッチオーブンで憧れの「ローストチキン」にチャレンジしてみようと思う。

 

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憧れのローストチキン

このページに来るような方は「ダッチオーブで作る~料理」的な本を書店で1度は手に取ったことはあるだろう。そして、その時の貴方は数多くレシピの中から「ローストチキン」のページを何よりも選んで見ていたに違いない。

ダッチオーブンで作るシチューが旨いとか、そんなのはどうでも良い話で、普通のアルミ鍋で作ったってシチューは旨いのであって、それはハウス食品かグリコのお陰である。

では、ダッチオーブンで作るべきとは、

「ローストチキン」

それ一択しか無いのだ!

と、私は思い込んでおりました

 

丸鶏の入手

ネットの情報によると10インチダッチで作る場合の鶏肉の目安は800g~1000g程度とのこと。

丸鶏りは「〇〇用スーパー」や、「amazon」などでの通販でも手に入る。前者はネット上の評判が悪く、後者は販売業者の信用度が分からず生ものを買うにはためらいを感じてしまう。

そこで生まれて初めて街の「お肉屋さん」に行ってみた。

「丸鶏が欲しいのですが・・・900グラムぐらいで」
「え~と次の入荷は金曜日の予定だねー、でも、そんな小さいのは無いなぁーー」

 

どうも一般のお肉屋さんでは常に在庫があるわけでもなく、サイズも小さいものは無いようだ。

「出来るだけ小さいので」とお願いして、受け取った丸鳥がコレだ。料金は1,200円也。

10インチダッチには800g~1000gとネットで言われていたのに、1キロまで図れる計量器にはエラーの文字が表示されている。つまりキロオーバーの丸鳥である。

次にダッチオーブンに放り込んでみた。

少し窮屈(実際の料理の際には芋、玉ねぎなどが一緒に入る)な感じはある。しかし、ダッチオーブンの壁に触れることもなく収まった。

次は気になっていたダッチオーブンの高さだ。

真横から写真を撮ってみた。鍋のフチよりも鶏肉が飛び出してしまっている・・・これじゃ駄目?

いや、これは許容範囲内。

ダッチオーブンの蓋は中央に向かって少し高くなるため、これぐらいなら蓋に触れることなく収まるのだ。

実際に火にかける時は、鶏肉の下に網を置いたりもするので心配は残るが、この時点ではセーフ。

 

下ごしらえ①

買ってきた丸鶏には下ごしらえが必要だ。

首をちょん切ったり、臭いの元となる脂を切取ったりする。その辺りはYoutubeに上がっている動画を参考にするとよい。そちらは割愛し、こちらでは「ブライン液」なるものを試したみようと思う。

ブライン液とは濃度5%程度の塩水の事なのだが、これに肉を漬け込むとジューシーになるらしい。さらにネットで調べていくと単純な塩水でなく「浅漬けの素」などを使う方法を見つけた。

私が使ったのは「昆布つゆ白だし」。


出汁の力で、肉が更に旨くなるんじゃ?と素人感丸出しの考えだ。

パッケージの成分表を見ながら、塩分濃度を5%程度に水で薄め、丸鶏を一晩漬け込んだ。

 

下ごしらえ②

翌朝、ブライン液から取り出した丸鶏のお腹に「具」を詰め込んでいく。

ダイソーで購入したタコ糸と手芸用の太い針を使ってお腹を閉じていく。

私はケンミンの「焼きビーフン」を硬めに茹でたものを詰め込んでみたのだが、改めて写真を見ると回虫がお腹からでて来ているようで気持ち悪い。何も詰め込まないで作った方がスマートかもしれない。

鍋には焦げ付き防止のために、ロストル(網)とアルミホイルを敷き詰める。

ロストルには脚が付いているが、高さを出したくないので上下を逆さにしている。

 

そして、これが丸鶏以外の物も詰め込んだ焼き前の状態である。

今回は、サツマイモとトマト、そしてローズマリーを上に置いた。

トマトは中をくり抜き、溶けるチーズとベーコンを刻んだものを詰めている。

ジャガイモが無かったのでサツマイモを使ったが、なかなか良いチョイスだったと自画自賛。

そして、焼く直前にオリーブオイルを肉に塗っておく。こうすると綺麗に焼き色が付く。

 

ダッチオーブンを火にかける

下準備は綺麗にできた。

しかし、焼きが上手くなければ失敗作にしかならない。

今回の焼きには、「薪ストーブ」と「炭」を使った。

薪ストーブと炭を使うことで温度調整をやりやすくするという狙いだ。

ちなみに右にあるのは「火消し壺」

火力の調整時に炭の出し入れを行うために用意している。火消し壺は便利なので一家に一台欲しい。

着火させた炭を蓋の上にもおいて、上下からダッチオーブンを熱していく。

上と下の火のバランスは7:3ぐらい。上の方を強くするイメージだ。

炭の火力は強い。写真で見ると「これだけ?」と思うかもしれないが、近くにいると結構な熱が伝わってくる。

時折、蓋の上の炭の量を増やしたり、減らしてみたり、場所を変えたりしている。

 

焼くこと約60分。

蓋を開けて料理用の体温計を太ももに差し込んだ。

中心が75℃以上になっていれば焼き上がりとなる。

そろそろ良い感じだ。

こうしてアルミダッチ(10インチ)で作る「ローストチキン」は完成した。

 

 

実食と反省会

初の丸鶏は思った以上に上手く出来た。

もちろん味も美味しいのだが、、正直に思ったことをお伝えしたい。

今回の工夫の一つ、「ブライン液」についてだが残念ながら効果は分からなかった。

チャンスがあれば、ブライン液の有る無しの2パターンで味比べをしてみようと思う。

また、肝心の丸鶏についてなんだが・・・・

 

むね肉が好きという人や、アスリートでなければ、「骨付きのもも肉」で良いんじゃない?

あー、言ってしまった。

コレ、核心をついてしまったかもしれない。

丸鶏は美味しいけど、やっぱりパサつく胸肉より、もも肉の方が美味しいと思う。

 

〆はラーメン

せっかくなので最後に鶏ガラを作って美味しいラーメンを作ってみたいと思う。

ローストチキンを食べた後に残る骨と水を鍋入れて、蓋をせずに1~2時間ほど煮込む。

スープを試飲しながら適当な所(美味しいと思ったところ)で火を止める。

ザルにキッチンペーパーを敷き、鍋にできたスープを濾せば、濃厚スープの完成!

後は、

1.中華麺を茹でる

2.どんぶりに醤油と温めたスープを混ぜ合わせる。

3.麺を入れて具材を適当に乗せる

 

〆のラーメンが完成。

私なりのコツは醤油に少しこだわること。

鳥ガラスープは非常に美味しいので、ローストチキンを作った後は、ぜひ試してほしい。

さて、次のダッチ料理は秋ごろにチャレンジしてみようと思う。

夏は暑いし、虫も多いのでキャンプはお休みです。

 

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