初夏の尾瀬と水芭蕉、そして焼肉

撮影記

ちょっと雑談。

K-3Mk3のカタログが素晴らしい・・・

新カメラは買えないけど、カタログだけは発売日早々に家に持ち帰ってしまった。

パンフの何が素晴らしいと感じたのか?

もちろんプロの写真は素晴らしい。だけど一番は「カスタムイメージ」でこんな写真が撮れるの?と驚かされたことだ。(ちなみにカスタムイメージとはカメラ内現像での画像仕上げの機能で「あざやか」、「風景」、「雅」など十数種類ある)

パンフレットは家電量販店で入手

カスタムイメージはWeb、メール、冊子等々でメーカー推しの機能だけど、いまいち、その使い方や、良さを感じていなかった。

写真家の瀬尾氏(PENTAX使用)の影響だろうか、ペンタユーザーの写真で、カスタムイメージ(銀のこし)を使っているモノをぽつぽつと見かけるようになった。

しかし、自分はいつもRawで撮ってLightroom。

わざわざJPGで撮る意味なんて無いと思っていた。

ところがだ、K-3mk3のカタログを見て、カスタムイメージを「イイ!」と思ってしまった。

もし、これを読んで、興味が出たら紙のものを手に入れて、見て欲しい。

公式サイトからPDFでも見れるが、紙の方が、より美しいと思う。

 

さて、本題。

今回は夏の尾瀬に行ってきた。

前回は晩秋で、それはそれで良かったが、枯葉色の寂しい風景であった。

学生時代に習った歌を思い出す。

いつか水芭蕉を見てみたいと思っていたのだった。

 

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ルートとコースタイム

尾瀬へ至る道は複数ある。

前回は「大清水」から尾瀬沼までピストンで歩いたが、今回は「鳩待峠」から入って尾瀬ヶ原~尾瀬沼を抜けて大清水へ出るというコース取りにした。距離は長くなるが、夏の尾瀬をしっかり見る事ができる。

途中、前回と同じ尾瀬沼ヒュッテのテント場で一泊。

予約制のテン場で、場所取りの不安が無いのが良い。

5:40 鳩待峠(START)

8:00 下ノ大堀川橋(写真スポット)

9:40 尾瀬小屋(生ビール)

12:00 沼尻平

13:15 尾瀬沼ヒュッテ(テント泊)

07:00 尾瀬沼ヒュッテ(2日目START)

09:00 一ノ瀬休憩所

10:00 大清水(GOAL)

以上が主なポイントでの通過時刻(ヤマレコでの記録時間)

歩行距離は25キロ、走行時間8.45時間(休憩除く)、歩くペースは0.9~1.0だった。

 

往路

今回はバイクではなくレンタカー。

スタートの鳩待峠には自家用車では行けないので、戸倉駐車場に停め、乗り合いタクシーに乗り換える。

戸倉駐車場には待合所(トイレ付属)があって、ここに乗車券の券売機がある。朝5時の時点で既に10人程度の登山者。乗車券を買うと係員にジャンボタクシーに案内され、人数が揃った時点で次々と出発していく。

鳩待峠までは20~30分。

はぼスタート地点から木道が敷かれている。

ここから山の鼻小屋までは、ゆるやかな下りだ。

曇り空なのが少し残念だが、小屋を過ぎた辺りからは尾瀬らしい景色になる。

登りがないので景色を見る余裕もある。

20キロ近いザックを担いでいたが、「尾瀬小屋」までは平坦な道。ドンドン先へと歩いて行ける。

途中、下ノ大堀川橋付近にある写真スポットに寄ってみた。残念ながら水芭蕉はほぼ終わっていた。5月末頃が見頃だろうか?今回は遅かった。

日差しも強くなり汗が噴き出してくる。

尾瀬小屋でキンキンに冷えた生ビール。汗をかいて渇いたノドには最高だ。

まだ先はあるが我慢できずに注文してしまった。

尾瀬小屋を出ると約2時間(白砂峠まで)の登りが始まる。

ビールを飲んだせいか、ここから大変キツい。

カスタムイメージ「ほのか」

肩も足も痛みだし、息も絶え絶えに宿泊地に到着したのは13時過ぎだった。

 

水芭蕉の花を撮る

未だ時間が早いのでビールで一息ついてから水芭蕉を撮りに出る。

ここ尾瀬沼周辺は、尾瀬ヶ原よりも開花が遅く、まだ見頃の花を見付けることができた。

PENTAX D-FA 50mmF2.8macro F2.8 1/60 ISO200 カスタムイメージ「ポップチューン]

K-3mk3のパンフを見てからというものカスタムイメージを試したくなった。

上の写真はポップチューン。初めて使ってみた。

PENTAX D-FA70-200mm 200mm F2.8 1/1000 ISO400 カスタムイメージ「銀のこし」

続いて「銀のこし」

PENTAXのカスタムイメージを試してみたけど、撮影されたJPGだけを見ても何のカスタムイメージを使ったのかが調べられず、その時の記憶に頼るしかないのが残念。Exifなどに記録されるようだと使い易いのだが・・・

Lightroomで現像したもの

Lightroomで現像した写真を並べてみる。

記憶に近いのはコチラの写真だった。

 

鉄板で焼く焼肉の味

ビールを飲んだり、写真を撮ったりしていく内に、尾瀬沼にも静かな時間が訪れる。

完全に暗くなる前にテントに戻って早々に夕食とした。

今回は連れ(ツレ)がいた。次回も山登りに付き合ってくれるように良い記憶を残したい。

夕食はちょっと豪華な焼肉だ。

A5ランクの国産カルビと、同じくA5のモモ肉。

その他、酒のツマミにハツを購入。こちらは私用なので普通のお肉である。

この上質?なお肉をクッカーの蓋なんかで焼くのはもったいなので、ソロ用の鉄板も用意した。

今回手に入れたのはベルモントの「極厚鉄板(ミニ)」

焼き加減に影響する鉄板の厚さは妥協したくない、でもソロ(バイク)でも持ち運べるように小さい方が良い、そしてもちろん値段は安い方が良い

ソロ用の鉄板は色々あるが、「厚い」「小さい」「安い」という3条件をベルモントは満たしていた。

サイズは13cm×13cmで約700g。
焼肉用の肉を2枚並べたら、もういっぱいというサイズだけど、二人で焼肉するには十分。

極厚の鉄板は肉を乗せると、あっと言う間に焼き上げてしまうので、焼き待ちの時間がほとんど無い。鉄板のフチは上に曲げられていて油が下に落ちるという事もなく、心配していた焦げ付きもほぼ無かった。

ちなみに、ソロ用鉄板として代表的な「ヨコザワテッパン(ハーフ)」と仕様を比べると、

サイズ:12cm×14cm(13cm×13cm)※1

厚さ :4.5mm(6mm)

重さ :580g(700g)

価格 :3,940円(1,870円)※2

※1 カッコ内はベルモントの鉄板
※2 価格はamazon調べ

ヨコザワテッパンは使った事がないので、細かい使い勝手は分からないけど、持ち手が「ヤットコ」だったりするので上級者的な感じだ。価格だけで比べても、失敗しても許せる価格なのはベルモントだと思う。


 

バーナーの上に直接鉄板を乗せると滑ってしまう可能性があるので、鉄板の下にバーナーパッドを敷くのがオススメ。

 

 帰路

朝の尾瀬沼を散策後、帰りは大清水(登山口)に向かった。

PENTAX D-FA24-70mm 24mm F11 1/20 ISO100 カスタムイメージ「ほのか」

沼沿いを尾瀬沼山荘まで歩くと、ここから三平峠までは登りとなる。

しかし、登りも三平峠までで、あとは下り道となるので往路とくらべるとアッという間だ。

大清水に着くとタクシー乗り場はあったが、客待ちのタクシーは居なかった。(時間が早いから?)

バスは間隔が長いので、大清水に降りる場合には時刻表を調べておくと、無駄な時間を待たなくて良い。大清水からのタクシーは値段も高いのでバス利用がオススメだ。

 

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