Peak Design Everyday tote(エブリデイトート )v1を購入レビュー

カメラ用品

サイトのアクセス数を見ていたら、1番アクセス数が多いのは、サイト初期に書いたPeakDesignのフィールドポーチのレビューである事に気づきました。

今、足下にはセールの時に買った同メーカーの「トートバッグ」と「メッセンジャーバッグ」、それと「スリングバッグ」が袋から出される事なく、新品の状態で転がっています。

このうち「トート」と「メッセンジャー」は旧型をセールで安く手に入れたものですが、家族の目が怖くて、押し入れの奥に隠しておいたものです。

そうこうしてるうちに時代は完全に新型へと移り、公式サイトからも旧型が無くなっています。

しかし、トートに関しては旧型のデザインも捨てたものでありません。

公式サイトでは「旧型」の販売は終わっていますが、楽天・Yahoo・Amazonなどでは未だ手に入ります。

今回は、この旧型の「トートバッグ」をレビューしていきます。

 

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Everyday Toteを選んだ理由

カメラバッグは行く場所や、もって行きたい機材によって使い分けたいモノです。

私の数あるバックの中でのエースはこれ!

数えたところ現在9個のカメラバッグを待っています。

エース格はShimodaのExploreですが、大きなバッグですから出番は限られます。

では、Exploreのサブとして使いたいバッグはなにか?

旅行先なら、その日の予定に合わせて必要な機材のみをExploreから詰め替えて使えるバッグ。

散歩(スナップ)のお供として、ちょっとした機材を気軽に持ち運べるバッグ

仕事の終わりにそのまま撮影に行けるように、会社に持っていっても目立たないバッグ。

そういうカメラバッグがあると便利です。

また、サブバッグは軽量コンパクトが必須ですが、小さいだけで荷物が入らないのでは用を為しません。

・交換レンズ 1~2本(70-200mm F2.8クラスも入る)

・予備のバッテリー/ストロボなど

これぐらいの容量が無いと困ることがありそうです。

これまではサブバッグとしてPeakDesignのスリング(5L)をよく使っていました。このバックは小さいながらも替えのレンズが1~3本程度入るので随分と重宝していましたが、旅先で必ず携行している70-200mm F2.8のような大きなレンズを入れると、どうしても力不足を否めません。

また、スリングだとスーツスタイルとの相性が気になります。あくまでメインはビジネスバッグとし、カメラバッグは、それを持ち歩いている事を周に気づかれないのが理想です。

そういった点を考えると、このトートはスリングを超える容量と、スーツ姿で持ち歩いても違和感の少ないデザインとして、他の所有するバッグと機能が被らないと思いました。

 

外観と機能について

さて、それでは外観から見ていきます。
形は普通のトートバッグです。容量は20L。
随分とシンプルな外観となった「新型」と比べ、旧型は少し自己主張が強めのデザインです。
数年前に発売されたバッグですが古臭さは感じません。私は新型よりも旧型デザインの方が好きです。
表面に使われている生地は防水性があって、少しの雨ぐらいであれば平気です。
トートバッグの持ち手は一部に革張りがしてあって細かいところも手を抜いていません。
新型は別途ショルダーベルトが付属するようですが、旧型にはありません。
このトートは持ち手の長さを変えることでショルダーバッグ的な使い方も出来るのですが、この細い持ち手では身体に負担が掛かる事が予想されます。

カバン上部の開閉は、開口部に配置された磁石によって行う仕様です。
上の写真ではわかりませんが、フチの所の数か所に磁石が縫い込まれており、その磁力で口を締めます。

開口部の磁力は程よい感じで、意図しないときに開いてしまうような不安を感じさせません。
しっかりと締めたい時には、バック正面のベルトを伸ばし、開口部中央にあるループに引っ掛けて固定します。
バッグの両サイドはジッパーで開閉できるようになっており、サイドからもバックの内部にアクセスできます。
上の写真は肩に掛けた状態で、交換レンズを取り出すという状況を想定し、大型のレンズを配置してみました。
当然ながら落下・盗難などのリスクが有るので運用には慎重さが必要です。
新型のトートは、このサイドアクセスは廃止されたようです。

一応は3Way仕様のバッグ

持ち手の長さを調整することにより3Wayの使い方ができるようになっています。
1.トート
2.ショルダー
3.バックパック
「一応」と書いたのは持ち手が細いためショルダーバッグとして使う場合には肩への負担が気になる事。バックパックとして使う場合には、体の大きな男性が使うと、子供用のランドセルを大人が担いでいるようなアンバランス感を感じたためです。
女性ならしっくりくると思います。
PeakDesignスゴイ!
と思ったのは、持ち手の長さを調整した後、それを元の長さに簡単に戻せるような工夫がされている点です。

長さの目印となる刺繍がされており、この刺繍に金具の位置を決めさえすれば簡単に元通りになります。

これで持ち手の長さは元通りになりました。

女性ならしっくりと書いていて思い出した事がありました。

かれこれ10年ぐらい前の事。

外国人を集めて、日本人の「変」だと思うところを討論するTV番組がありました。

その中で、トートバッグを使っている日本人男性はゲイっぽいと外国人が言っていたのを見て驚いた記憶があります。

調べてみると海外ではトートバッグは女性が使うものという認識があるそうです。

話が少し逸れました。
このトートバックは容量があるため色々と詰め込んでしまいそうですが、重量が増えると持ち運びが大変そうです。新型にショルダーベルトが新しく付いたのは重量対策なんじゃないかと思います。

カバンの収容力

次にカバンの収容力についてみていきたいと思います。
バッグ正面にはポケットが付いています。こちらはジッパーなどで口を締めるタイプではありません。
開いてみると更に奥に小さなポケットが見えます。
このポケットの中にはPeakDesignのアンカーストラップが付いたベルトが付いています。
落としたくないモノなどにアンカーリンクスを付けておくと便利かもしれません。
次にカバン内部を見ていきます。

まず、PeakDesignのバックでよく見るバッテリーサイズのポケットが4つあります。

ポケットの上には刺繍で赤と黒の2色に分けられていて、使用前/後の区別なども行えます。
こういう造りの細かさは、よく考えられいるなぁと感じます。
そのポケットの下には2つの小さなポケットがあります。
旧型のiPhone(iPhone5sとiPhone3G)を2つ入れてみました。よく見えるように浅く入れています。
逆側にはノートパソコン・タブレットが収納できる大口のポケットが付いています。
写真には12.5インチのノートパソコンを入れてみました。

機材を分けて収納するための「仕切り」が付いているカメラバッグは多いですが、PeakDesignのそれは他のメーカーに無い特徴があります。

仕切りの一部を折り曲げる事で、2段目を作ることや、それを箱状のポケットにする事ができます。
使う人の工夫次第で収納する機材を整理してバッグに収めることができます。
仕切りを利用して機材をバッグに収納してみましたが、一部隠れて見えません。。
実は、この中には大三元レンズ3本と、単焦点1本が入っています。
見ての通り、これだけレンズを入れても、まだ収納に余裕があります。
ただ、収納できても重くなってしまえばトートという形状のため持ち運びが大変そうです。
このバッグの性格としては、あまり重くならないような形で使っていきたいものです。

最後に、バック背面にはキャリーバッグのハンドルを通すためのポケットが付いています。

三脚の収納について

ちょっと本気で撮りたい時には、やはり三脚が必要になります。

それならば別の大型バッグを用意すれば良いのですが、このトートで出かけたいという事もあるかもしれません。

一応、このようにしてサイドに三脚を取付けることができるようになっています。
しかし、この方法で持ち運ぶとなると電車や徒歩での移動では大変です。
無造作にバッグの中に突っ込めるサイズの三脚(Velbonのトラベル三脚など)を使った方が、このトートの場合には良いと思います。
バッグには、ゴムバンドが付属。三脚の脚をこのようにして固定する事ができます。

最後に

型遅れのバッグのレビューに想像以上の文字数を費やしてしまいました。
次回は、このバッグを実際に使ってみた感想にチョットだけ触れてみたいと思います。
使ってみると、自分が思っていたのと違う部分が出てくるものです。
このページでそれを書いても良いのですが、もうほんとに時間と文字数をかけすぎて疲れてしまいました。
今回はコレで終了です。


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