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Shimoda Designe キャリーオンローラーのレビュー

道具

今回はShimoda Designeから出ているキャリーバッグの紹介です。

キャリーバッグについては以前にハクバの「GW-PRO」をレビューしていますが、このバッグについては三脚の収納の点が・・・と書いていました。

元々、Shimodaのバックパックを愛用している事から、同じShimodaが出しているキャリーバッグを欲しいとは思っていましたが、GW-PROを購入した時は数日後の海外旅行に間に合わせる必要がありました。

GW-PROは三脚の収納という点で私の求める物とは違いましたが、収納力や全体の造りといった点については良くできたバッグだと思っています。しかし、ブラックフライデーのセールでShimodaのローラーが安く出ていたのを見つけてしまったのです。

GW-PROの時も書きましたがメーカーのページではバッグの詳細が分からないのはShimodaも同じです。

簡単ではありますが、Shimodaローラーバッグのレビューをしてみようと思います。

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バッグ全体の機能について

メーカー公式によると外寸で横39cm×高さ52cm×幅25cm。サイズ的にはGW-PROと大差はありません。重さは3.4キロとGW-PROより600g軽いのは使っている素材の違いだと思われます。

バッグを立てた状態(上の写真の状態)にして見ると、左右にポケットがある点はGW-PROと同じですが、鞄の開き方はまったく違います。Shimodaは鞄を仰向けに置いた状態から、取っ手を引き上げ、大きく口を広げるような形で鞄を広げます。

鞄を平置きにして、取っ手を上下に引き上げます

GW-PROは前開きで、ジッパーの開閉具合で鞄をどれだけ開けるかを調整できましたが、Shimodaは全開 or 全閉しかありません。鞄の口となる淵の部分には「芯材」が入っていて、鞄を開くと左右に大きく広がるように形どります。

芯材の働きで鞄が上方向だけでなく左右にも広がります

 

Shimodaのローラーの前面・サイドの生地はExplore40で使われているものと同じで多少の防止機能があります。

水を垂らしてみました

Explore40の時にも書いていますが完全な防水ではありません。特にローラーバッグで使われているジッパーは止水ジッパーではありませんので、Explore40以上に水に弱いものと予想されます。

いわゆる普通のジッパー

防水性能は明らかに落ちているはずなのに、メーカーからは対応のレインカバーは発売されていません。バックパック用の物を流用するか、他メーカーの物を使用するしかありません。

バッグ背面の様子

バッグの背面です。

背面や下部については地面に擦ったり、歩いていると後ろ足が当たったりするので丈夫な生地を使っていて欲しいのですが特に頑丈な物が使われている様子はありません。

下の生地(黒い方)は手で触るとねっとりとした感触で、ゴミが付きやすいです。上の写真でも白くホコリが付いているのが見て取れるかと思います。

意外だったのが上側の生地は撥水加工がされていました。

撥水加工されている様子

 

次に鞄の収納について見ていきたいと思います。

まず、左右にはジッパーで開閉する同サイズのポケットが付いています。

左右のポケットを開いた様子

Shimodaの公式ページを見ると、ここが三脚を収納するポケットになるようです。

左右のポケットのサイズは違いますが、中は少しだけ異なっています。

片側にはストラップ

まず、一方には三脚を固定するためと思われるストラップが付いています。このポケットはサイズが限られるため三脚を完全に中に収めるのは厳しいです。大きな三脚を収納するには足1本は外に出すなどする必要がありますが、GITZOの5型などはそもそも脚2本でも収納できないでしょう。

試しにGITZOの1型(GT1542)マウンテニアを入れてみます。

収納しきれませんでした

縮長54cmの三脚でこれぐらいですので、完全に収めるには縮長がかなり短いものでなくてはなりません。また、脚も細いものに限られるはずです。

もう一方のポケットには三脚を固定するストラップの代わりにメッシュポケットが付いています。

公式ページではパスポートを収納してました

メインの収納にも同じようにメッシュポケットが付いています。文庫本を入れた状態で写真にはポケットが写っていますが、この反対側(写真には写っていない)ところにも同サイズのポケットがあります。

メインの収納にも2か所のメッシュポケット

ただし、この部分はカメラ機材を収納する「コアユニット」が入る場所になります。実際にコアユニットを入れてしまうとメッシュポケットは隠れてしまいます。設計ミス?と思いましたが内寸に少しゆとりがあるためコアユニットを入れた状態でもポケットの出し入れは可能でした。

いきなり「コアユニット」と書いてしまい分からない方もいるかと思います。このバックは人気のF-Stop(カメラバッグ)と同じく機材を収めるケース(コアユニット)と、そのケースを収容するバッグが分かれています。したがってバッグだけでは機材を収容できませんし、その逆も同じです。

コアユニットはバックパック(Explore40/Expore60)と共用です。移動時にはコアユニットをバックパックからキャリーに移し、目的地でバックパックに戻すという使い方を想定しているようです。

海外旅行を想定すると、自宅から空港~海外ホテルまではキャリーに機材を詰め、いざ観光という時点でコアユニットをバックパックに詰め替えて移動するという事になるでしょう。

コアユニットを詰めてみました

コアユニットのMとSを収めた様子です。M+S=Lサイズのコアユニットの同じ収容力です。雑に入れただけですので、本気でしっかり収納すればフルサイズ+大三元+雲台+レンズ数本は入ります。

調整用ジッパーを一周させます

バックの容量を増やしたい時は、調整用のジッパーを開く事でメイン収納部の容量を増やすことができます。

調整用のジッパーを開ける事でマチが広くなりました

もちろんコアユニットのサイズは変わりません。

バックの問題点

このバックの最大の欠点はローラーバッグとして立てた状態だと鞄の一部が地面を擦ってしまうという事です。

ちょっと説明が必要ですね。

まずは、地面側となる部分を見てみましょう。

地面側になる部分

下にローラーが左右に見えますね。そのローラーの真上には地面に置いた時の「脚」となる黒いパーツが見えます。中央の茶色のパーツは「持ち手」で、これは反対側にも同じようについています。

さて、問題はこの持ち手にかかるように垂れ下がっている逆三角形の部分です。これはバッグの開閉口の一部であってワザと垂れ下げているのではありません。この開閉口には「芯」が入っていて、バッグを閉めると必ずこのような形になるのです。

次に真横から見てみます。

わかりますか???

カバンを逆さまにして写真を撮っています。中央の黒い部分は先ほどみた「脚」ですが、その奥のカバン本体の方が「脚」よりも高い位置に来ているのがわかるでしょうか?

つまり、カバンを地面に置いた状態では、脚よりも先にカバンが地面に着いてしまうのです。。

そこが何時もキレイな場所なら良いのですが、トイレなど置きたくない場所も少なくありません。なぜ?このような仕様にしてしまったのか理解に苦しむポイントです。

 

まとめ

Shimodaのローラーバッグは、同社のバックパックと組み合わせて使う事を前提にした商品だと思います。

まず、収納ポケットの少なさ。パソコンを収納する個所もありませんし、バッテリーなどの小物のポケットもありません。あくまでもコアユニットの収納を目的とした造りです。

レインカバーは付属しませんし、専用品も売っていません。多少の防水機能はありますが雨の中を長時間歩くような事は想定していないのでしょう。

また、欠点にも書きましたが、このShimodaのローラーバッグはバッグの一部が地面を擦ってしまう可能性があります。特に海外だと道の凹凸が激しいところが多いので、このバッグを曳いて歩くと傷・穴・汚れを覚悟しなければなりません。

綺麗に舗装された道の上を転がして、コアユニットを運ぶというのが、Shimodaのローラーバッグの役割かなぁという気がしました。ローラーバッグ単体での運用を考えている方は別の物をおすすめします。

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Camera to motorcycle

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