ロモグラフィLOMOGONを試す

カメラ用品

Lomogonの話に入る前に少しPENTAXの話題を。

定期的に拝見している某サイトさんでカメラマン誌1月号の「間違えだらけのレンズ選び!!」について知りました。何でも70-200mmがケナされているとの事。

早速、リンクをクリックして僕も手に入れて読みましたけど、50mm(恐らくDFA50mm1.4ことだと思う)って他社からの供給でしたっけ?PENTAXからトキナーの流れで、その逆では無いと思ってましたが・・・

諏訪 ペンタックスのHD PENTAX-D FA15-30mmF2.8ED SDM WR いいね。
豊田 %@*〇#製ですよ。
諏訪 そうか、じゃあ50mmだ。
豊田 ¥&☆$△製です。
(カメラマン2020年1月号より)

豊田氏はその流れで「さんざん待たせてこれなのっていう感じ」とDFA70-200mmを評するわけですが、そんなに言うほど悪いですかね??個人的には大好きなレンズです。

撮った写真を見返した時、「いいなぁ」と思うのは70-200mmで撮ったものが多いです。だから海外旅行でも、この重いレンズを持って歩き回ってしまいます。

それにしても最終的に少しだけ褒めらるレンズがLimitedってのがPNETAXの話題性のなさですね。



 


さて、本題です。

キックスターターで申し込んでいた「Lomogon」がやっと届きました。

Lomogonは当初11月予定だったものが、12月に延び、クリスマスには届くかも?なんてメールが来たのを最後に1月になっても音沙汰なし。KickStarterのコメント欄には不安な声が溢れ、そろそろロモグラフィにメールをしようか?と考えていた時にソレは届きました。

届いた箱を見ると、送り主の住所欄には「千代田区外神田」と。これには高い送料を払っていたので何となく騙された気分でもあります。国内販売用の商品をちょっと早く送っただけじゃない?と。

今回は手に入れたLomogonを使ってみましたので早速レビューしてみようと思います。

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開封してみる

ロモグラフィらしい少し手の込んだ箱です。ケース横にはカラーとマウントが明記されており、私のものには「BRASS BLACK,PENTAX K」とあります。BRASSとは真鍮のことで以前に購入した同じロモグラフィのAchromat 2.9と同じです。

箱を開けると説明書・保証書・フォトブック・クリーニングクロスが入っていました。

付属品を並べてみました

 

レンズについて

焦点距離32mm、開放2.5のレンズです。小さいですが手に取ると真鍮のズッシリとした重さが感じられます。測ってみると353グラムありました。

フィルタ径は62mm。純正のPENTAXレンズではあまり見ないサイズです。

保護フィルターを付けない派の人もいるようですが、私はフィルターを付けていて助かったという経験があるので必ず使うようにしています。

レンズフードが付いていないのでHAKUBAのメタルフードを併せて買いました。

かぶせ式のレンズキャップは地球儀のようなデザインです。遊び心があって個人的には面白いと思いました。ただ、使い勝手は良くないので、レンズフードに合わせて安いキャップを買っています。

白い点は何かに擦ったような傷です

残念だったのはレンズキャップに最初から傷(スレ)が付いていたこと。 こういう点を見ると海外製だなぁという感じがします。横を見ると金色で「Lomogon」と文字が掛かれています。

 

カメラに装着する

個体差かもしれません。私のPENTAXでは取付けに硬い感じがありました。本体側の取外しボタンを押しながら少し強めに押し回さないと装着できません。普通のPENTAXのレンズでは装着時に取外しボタンを押す必要は無いのですがLomogonは最後まで押しながら回さなければなりません。

絞りは回転式のプレートを回すことで変えていきます。2.5→4→5.6→8→11と5段階です。絞り羽根では無いので完全な円形絞りです。絞りをセットすると程よいクリック感が手に伝わってきます。

PENTAX K-1に装着してみました。黒い真鍮レンズがK-1の武骨な感じとマッチしていると思います。

フォーカスリングは最短40~10m~無限とメモリが刻んであります。リングのトルク感は少し重めですが個人的には操作しやすいと思いました。

最短撮影距離は40cm。もう少し寄れると良かったのですが・・・

撮影してみた

夜の東京→新宿→鎌倉と歩いてみました。

東京駅のKITTEの屋上庭園からです。ここは三脚が使えないので手持ちです。ブレないようにISO感度6400にしました。このレンズに向いていないシチュエーションかもしれません。

新宿駅の西口にある「おもいで横丁」です。開放2.5の明るいレンズですが、暗い中でマニュアルでのピント合わせは難しいです。

場所が変わって新宿のゴールデン街。日本人よりも海外からの観光客で賑わっている感じです。

同じくゴールデン街。この写真だけLightroomで加工しています。他の写真はLightroomで読み込んだものを手を加えずに出力しています。

鎌倉の銭洗弁財天。

柔らかい感じがします。

電子接点が無いのは不便ではあります。おそらく開放2.5で撮影しています。

佐助稲荷に移動。周辺減光が強めだと感じました。

狐様。

鳥居をくぐって帰ります。

以上、簡単ですがロモゴンのレビューを終わりたいと思います。

 



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