サーカスTC トリポット改造

アウトドア

廃盤にだったテンマクデザインのサーカスTCがいつの間にか復活したと思ったら、トリポッドなるパーツが発売されてましたね。

今回はその「トリポッド」を改造してみようという話なんですが、Youtubeで見た改造方法を、私なりの解釈で行った内容をお伝えしたいというものです。

最初に明確にしておきたいことは、これは「サーカスTC」の話だということ。

サーカスTCソロや、DX、MID+などなど、派生モデルが多いサーカスシリーズですが、ここでは「サーカスTC」に限定して話をしたいと思っています。

これは、私が普通の「サーカスTC」しか持っていないという事もあるのですが、Youtubeでサーカス関連の動画を見ていると、この辺りが曖昧なものが多いような気がするのです。

ただし、改造方法自体は派生モデルも同じだとおもいます。

それと改造はご自身の責任において行って下さい。

 

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そもそもトリポッドとは?

三脚のフレームを立てる事で、中央のポールを無くすことができるパーツです。

ワンポールテントって名前の通り、テント中央に一本のポールを立てて屋根を支える構造なんですが、このポールのせいでテントのど真ん中にデットスペースができてしまいます。

器用な方は、二股化と呼ばれる方法で、この問題を回避していましたが、初心者には手の出しにくい方法でした。

ところがメーカー自らトリポッドを発売してくれたことにより、初心者でも安心・安全に無駄のない広い居住スペースを手に入れることができるようになったわけです。

 

 

トリポッドの不満点

トリポッドというか、ワンポールで立てる「サーカスTC」にも言えることですが・・・

ポールが長いので、スカートが浮いてしまうという問題があります。

スカートとはテントの裾の事なんですけど、これが短いと風がテント内に吹き込んでくるのです。

まぁ、メーカーとしては安全面を考えての事だと思いますけど、冬にキャンプすると冷たい風が隙間からビュンビュンと入り込んできて、ほんとに辛いのです。

メーカーとして薪ストーブも販売してるし、自社のテントがどのように使われているかも把握してるはずですが、この辺りは頑なですよね。。

もういっそのこと、中華メーカーのように煙突穴を開けて、スカートを長くしたテントを発売してくれればいいのに!※って個人的には思うのですが・・・

※テント内での火器は厳禁です。

 

 

トリポッドを改造する

トリポッドの改造とはポールを短くすることにより、高さを下げ、よりスカートを地面に近づけることです。

この改造に使う道具として次のものを用意しました。

①ラジオペンチ
②金属用の「かねやすり」
③パイプカッター

があれば初心者でも作業できると思います。(私は決して器用ではありません)

 

まず、切断する箇所を確認します。

長い紐が付いている方(写真だと一番上)が、地面に接するポールとなります。

今回切断するのは、そこから2本面のポール。

カッターを刃先の辺りを切断していきます。

今回は9cm切断することにしました。(カッターで傷をつけて目印としました)

もっと切っても大丈夫かもしれませんが、まぁ、短くするのは後からでもできますからね。

それぞれのポールはワイヤーロープでつながっていますので、ワイヤーを外してから切断しなければなりません。

これはワイヤーを外したところです。

末広がりの金具がバネの力によってポール内部で引っ掛かるようになっています。

簡単な外し方は、金具の頭部分(上の写真だとワイヤーが掛かっているところ)を、ラジオペンチで掴んで、回しながら強引に引き抜くこと。

最初はバネの部分をペンチで挟んで、綺麗に抜こうとしたのですが・・・これは大変でした。

ポール内部に傷はつくかもしれませんが、強引に引き抜く方が簡単です。

後は目印を付けた箇所に、パイプカッターの刃を当ててグルグルと回し切るだけ。

こんな安いパイプカッターでも十分に切断できます。

 

切断が完了しましたら、ヤスリで切断面を綺麗にしていきます。

これ、ちゃんと綺麗に磨かないとポールが差し込めません。

手を切る可能性もあるので、念入りに磨きましょう。

 

 

サーカスTCで9cm断のトリポッド

最後に実際に9cm断のトリポッドを使った様子です。

まだスカートが少し浮いていると思う人もいるかもしれません。

実はテントを設営した後に、もう少しトリポッドの脚を広げられた。という事に気づきました。

だから、本来はもう少し下がるはずです。写真の撮り直しができたら改めて差し替えようと思います。

 

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