武甲山で登山用の財布を考えた

アウトドア

関東では、そろそろ秋も終わろうかという時期ですね。

PENTAXからは秋のカスタムイメージが出ましたが、

これって同じ43mmLimitedでも「HD」だけで、「SMC」には対応しないんですね。

夏の「夏天」が出た時には対応レンズ(対応ボディも)を持っていない人から不満の声があがってましたが、やっと私も、その気持ちが分かるようになりました。

というのも「smc PENTAX-FA 43mm」は新しいカスタムイメージが使えるもんだと思いこんでたんですよね。

巷のレビューを見ると、SMCもHDも大差ない印象なので、買い直すっていうのは躊躇してしまいます。でも43mmだけは「七宝焼き」が付いたので、ちょっと欲しい気もしないではありません。

今回は、このSMC版43mmLimitedを抱えて埼玉県にある武甲山に登ってきた話と、登山用の財布について書いていきたいと思います。

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初めての埼玉遠征

体力強化を兼ねて「武甲山」に行ってきました。

埼玉での登山は初めてですが、秩父方面は免許(バイク)をとりたての頃、頻繁に通っていたものですから非常に懐かしい感じがしました。

今回はバイクで登山口(駐車場)に向かいましたが、ナビを「武甲山御嶽神社」に設定したら「里宮」の方に案内されてしまい、グルグルと道に迷ってしましました。

「武甲山御嶽神社一の鳥居 駐車場」が正しい場所です。

駐車場についたのは寝坊のせいもあって12時30過ぎ。

だいたい登山口の駐車場は朝早くにいっぱいになる事が多いのですが、今回は逆に登頂を終えた方が帰り始める時間だったので、空いていた区画にバイクを停めることができました。

私が参考にしている「車で出かける山歩き(1998年初版)」には、駐車場とは言っても、ただの空き地のよう写真が載っていましたが、今では立派なトイレがある駐車場に変わっていました。

今回は、この駐車場から不動滝を通って登っていく「表山道コース」を歩きます。

駐車場を突き抜けるようにして登山道に入ると、しばらくは舗装された道が続いてます。

本格的な山道に入っていないのですが、斜度があり、歩いていると汗が噴き出してきます。

また、この辺りには民家があるようで途中で作業場のような建物がありました。

コンクリート製の池があったので、何かの養殖をやっている(いた)のかもしれません。

更に歩いていくと「不動滝」にでます。

不動滝には空のペットボトルが置かれていて、歩荷の協力を募っていました。

もちろん、体力不足の私には無理な事です。

滝を過ぎると本格的な山道に入っていきます。

天候もあまり良くなく、遅い時間ということもあって、時折、下山の人とすれ違うだけで他に登る人いません。

斜度もキツくなく、整備された道なので、訓練としては丁度よい感じです。

32丁目の大杉広場に到着。

ずっと細い山道だったのが、急に開けて、ベンチが置いてあります。

この辺りから細かい雨と霧で辺りは真っ白でした。

 

書き忘れてましたが、登山道には一定区間ごとに「丁目」を記す標識があります。

不動滝なら18丁目、この大杉広場は32丁目、そして頂上は52丁目です。

どのような間隔で置かれているか分かりませんが。次々と標識が出てくる区間があると思えば、一つの区間が長い場所もあって、この大杉広場から頂上までは割と早く着いた印象です。

この坂を上りきると頂上です。

頂上にはちょっとした広場とトイレ、そして御嶽神社がありました。

下の不動滝で水の歩荷を募集していたのは、この水洗トイレのためだったんですね。

雨も降っていたので、お参りだけ済ませて、早々に下山してきました。

 

登山用の財布って持っていますか?

山に登っているときに、財布の使い分けってされてますか?

つまり、仕事用とプライベート用とで、別々に財布を使っているって事です。

私は仕事も山もバイクでも、使い分けることなく、茶色の革財部だけを使っています。

それをズボンの後ろのポケットに突っ込んで歩いていると、汗で蒸れて中のお札がヨレヨレになるなんて事が度々ありました。また、今回は雨もあったせいか、お札に革財布の色が移ってしまいました。

お札って色が付くと自動券売機は認識しないって知っていましたか?

駅の券売機など、いろいろ試してはみましたが、どこも上手くいきません。

最後はヨドバシカメラのレジで使ったのですが、店員さんも汚れたお札だとレジが上手く動かない様子でした。

汚いお札を出した恥ずかしと、突き返されるんじゃないか?というドキドキで店員の方は見れません。

進まない会計をよそに、遠くを見つめながら決心しました。

「登山用の財布を買う!!」と。

 

登山用の財布と比較検討

ただ登山用の財布と言っても色々とあると思うんです。

人によっては軽さや、小ささを重視したりとか。

でも私は次の4点を重視しました。

①多少の雨や汗でお札がヨレヨレにならない。
②お札を折らなくて入れられる。
③カードを十分に入れられる
④実売5000千円程度

早速、条件に近い財布を探して2つに絞り込みました。

 

ノースフェイスの「BCドットワレット」は、財布表面がラミネート加工されていて水に強く頑丈。

アルペンのアウトドアストアなんかでも実物が置いてあるので、結構な頻度で見ていました。

値段も安いし、求めている条件に合っているのですが、すこし大きい気がして今回はパスしました。

 

 

次に、吉田かばんの「PORTER HYBRID WALLET」です。

見た目は普通の布製の財布に見えますが、PETフィルムを生地に圧着させることで防水性があります。

値段は少々高くなりますが、こちらを購入。

同じ生地を使った「ミニサイズ」もありますが、私は大きい方を選んでいます。

 

PORTER HYBRID WALLETを試す

最初に外観から見て行きます。

私は「財布をポケットに突っ込む派」なんですが、出し入れを考えると少し大きいかな?と感じました。

実際にズボンにポケットに入れてみると、引っ掛かって取り出しにくいです。

逆に言えば、落しにくいとも言えるかもしれません。

写真ではカード4枚ですが、6枚のカードが重ねずに入れられます。
楽天edy、ETC、銀行のキャッシュカードなど、ある程度のカードは収納できる方が便利です。

お札は畳むことなく、そのまま入りますが、万札と千円札を区別いて入れられるような仕切りはありません。

写真では見えにくいですが、四隅にホックが付いていて、パチン!と留めることができます。
ウォレットチェーンと組み合わせれば、財布の紛失などを防げそうです。

財布の表面にはコインポケットが付いています。

だだ、口が大きく開かないので、取り出しは面倒です。

 

外観をサラッとレビューしたところで肝心の「防水性能」を試してみます。

方法は簡単、この財布に1000円札を入れた状態でシャワーを浴びます。

それでお札が無事であれば成功、ヨレヨレ濡れ濡れなら失敗です。

実際の状況に合わせて、衣服を着たままシャワーを浴びました。

最初は10分ぐらい浴びれば良いかな?なんて考えていたのですが、1分もしないうちに洋服はグッショリ。

さらに、念入りにシャワーヘッドをポケットに向けて水を当ててみました。

お札を財布から出したところ。

一見、大丈夫そうにも見えますが・・・

一ヶ所、左下だけ浸水してしまったようです。

実際の登山を考えると、あそこまで水に濡れることは無い(普通は雨具を着ている)ので十分に成功だと思いました。

後日、山にも登って試しましたが、汗だくだくの状態でも中のお札はサラッと乾燥していました。

どうやら成功のようです。

 


 

その後、この財布を持って何度か登山をしました。

汗でぐっちょりの状態でも、財布の中のお札はカラカラ。

自信を持って山小屋の支払いをしています。

 



アウトドアPENTAX-FA 43mmF1.9 Limited
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