用事も無いのに某カメラ量販店によく行っています。
新製品の出ないPENTAXですから機材を見に行くのではありません。PENTAXの売り場が無くなってないよね?という生存確認が癖になっているからです。
お正月にもお店をウロウロしてまして、なんとなくKPを手に取ったりしてました。すると私がKPを気にしてると思ったのでしょう。横からスーツ姿の販売員に声を掛けられました。
お店の制服ではありません。もしやと思って聞いてみたら、想像したとおりにリコーの方です。
私も日頃の鬱憤が溜まっていたのでしょう。思ってた事が口に出ました。
「早やく新製品だして下さいヨ」
リコーの方に詰め寄ります。
しかし、相手はまったく怯む様子はありません。
カメラ業界の厳しい現状から、新製品を出してもPENTAXユーザーは値落ちするまで買わないというような話まで、トクトクと諭されてしまいました(汗)(私も中古品ばかり)
話の中で印象的だったのは「PENTAXは動かないから残っている」という言葉です。
CANON、ニコンの両巨頭が相次いでフルサイズミラーレスを発売しまいたがソニーを崩せずに苦戦中。一方、PENTAXはユーザーをやきもきさせますが、山のごとく動きません。しかし、逆にそれが傷を広げない結果になっているというのです。
では、動かないことで生き延びてるPENTAXが、動いてしまったらどうなるのか??
2020年は新型APS-Cも噂されています。
生き残れるよう皆さん買ってくれるといいなぁ(他力本願)
さて、ほとんど誰も読んでない、読む必要もないPENTAX話で前置きが長くなりました。
今回は、普通のカメラストラップをQD化してみようという話です。
QDストラップとは何ぞや?という方はコチラ↓を見て下さい。
QDストラップ スイベルの購入
普通のカメラストラップをQD化にするためには「QDストラップスイベル」という金具を購入する必要があります。国内ではスタジオJin、銀一カメラ、ヨドバシカメラなどで取り扱いがあります。
この中ではスタジオJINが1,980円と一番安いです。
この商品、アメリカだと12ドルですから、かなり頑張った値付けをされているように思います。(他の2店舗は2,750円。ヨドバシは送料が無料のため総額では一番安いかもしれません)
私は他の商品のついでで買ったためB&Hからの通販で買いました。
普通のストラップをQD化するには金具が2つ必要です。
10円玉と並べるとそこそそこサイズが大きい事がわかります。QDストラップスイベルは形の違いで2種類ありますが、細いストラップには、このDループと呼ばれるもので十分です。
なお、海外通販に心配な方に向けて「代理購入」について後日書きますので良かったら見てみて下さい。
ストラップに金具の取付
今回、QD化するストラップはこちら!
ハクバから発売されている「スピードストラップ」です。
長さの調整が一瞬で出来て、かつ、手頃な値段という商品です。ピークデザイン等のお高めな物と比べると・・・ですがコストパフォーマンスに優れた商品です。
このストラップは長さを調整する事でカメラを体に密着させる事ができます。体に密着させたカメラは歩いていてもカメラがプラプラしないので快適です。
同じような製品で「忍者ストラップ」を使っていましたが、スピードストラップの方が安いです。しかも忍者ストラップは調整後に余ったベルトがプラプラしますが、こちらは上手く処理されます。
取付け方は正直、紹介するほどの事はありません。
普通に取り付けるだけ。
私はピークデザインのアンカーストラップを愛用していたので、まずはそちらを外します。
アンカーストラップも素晴らしいアイデア商品だと思うのですが、カメラ本体に付けたアンカーが風で揺れるのが気になってしまうという事は前回書いた通り。
なお、外したアンカーストラップは別に使いますので保管しておきます。
QDストラップスイベルを、スピードストラップに取付けた状態です。
意外とカッコよく見えませんか?
QD化ストラップをカメラに取付ける
完成した「QD化ストラップ」をカメラに取付けてみます。
私のカメラには2ヶ所のQDソケットが付いたL型プレートが取り付けてあります。
取付け・取外しは金具のボタンを押しながらQDソケットに抜き差しするだけ。
ピークデザインのアンカーに負けないぐらい、いや、アンカー以上に簡単で素早いです。
ここで今回の記事は終わりですが、実はQD化の目的は他にもあります。その辺りの事については後日書きますので、よろしければ見てみて下さい。
追記
何か良いストラップをご存じの方がいましたら、教えて下さい。スピードストラップを気に入ってはいるのですが巷には他にも良い商品がありそうです。
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