やっぱり今年も行ってきました。春の尾瀬。
高い山に登るのも良いですが、尾瀬は体力的に無理をする事なく良い景色を見れるので繰り返し行きたくなります。
昨年は6月2週目でしたが、その時には尾瀬ヶ原の水芭蕉は良い時期を過ぎていました。
その反省を生かして、今回は1週早めてみました。
コース概要
戸倉駐車場に車を停めて、乗り合いタクシーで鳩待峠に向かいます。
そこから登山道に入り、山の鼻→竜宮→見晴らし(テント泊)と巡って、翌日も同じコースで帰ります。
登りは、帰路の山の鼻→鳩待峠ぐらいで、それ以外は平坦もしくは下りばかり。
体力不足な自分でも気軽なハイキングです。
コース詳細
金曜日の夜から出て戸倉駐車場(第1)に着いたのは深夜2時頃。
まだ駐車場もそれほど埋まっていません。
朝まで車内で仮眠をとります。
今回は距離が短いので朝早く出る必要がありません。
戸倉駐車場から出ているバスに乗って鳩待峠についたのは8時過ぎでした。
鳩街峠から山の鼻までは緩やかな下りが続きます。
入口すぐから木道になっているので非常に歩きやすいです。
しばらく歩いていると早速、水芭蕉が咲いていました。
昨年と比べると水芭蕉のコンディションは良いようです。
最初は珍しくて足を止めて写真を撮っていましたが、この先はあちこちで咲いていたので、そんなに気張る必要は無かったようでした。
今回持って行ったレンズはDFA21mmLimitedと、DFA70-210mmの2本。
70-210mmはブログで書いていなかったのですが、登山用の望遠レンズとして昨年秋ごろに買ったものです。
1時間ほど歩くと山の鼻に到着です。
この辺りから水芭蕉が一気に増えていきます。
山の鼻小屋のベンチで少し休憩を取って歩き出します。
30分ほどで牛首(地名)に到着。ここは「逆さ燧」の写真スポット。
風もあまりなく水面に空が綺麗に反射しています。
木道に三脚を立てる人もいましたけど、多くの人が歩いてる時間帯は厳しいものがあります。
さらに少し歩くと「下ノ大堀」
ここから撮った写真がパンフレットでよく使われているそう。
多くのカメラマンが写真を撮っている場所なので、近くに行けばすぐわかります。
なんとなく開放で撮ったら面白いかな?と思ったのですが、見返すと画面がボンヤリ。
もっと絞ったものを撮っておけば良かったです。
尾瀬小屋での昼食
下ノ大堀を過ぎズンズンと先を進みます。
この辺りまで来ると水芭蕉も食傷気味で、立ち止まってカメラを向けることもありません。
正面に弥四郎小屋が見えてきます。この景色は何度みても気持ちがイイ。
この辺りは数軒の山小屋が固まっていて、今夜の宿となる「見晴らしキャンプ場」もここにあります。
キャンプ場で荷物を解くと、直ぐに尾瀬小屋に向かいます。
この尾瀬小屋にはテラスがあって、そこで飲む生ビールが最高なんです。
今回はビールの他に「レアステーキ丼」と「ボロネーゼスパゲティ」を頼みました。
もちろん一人で全部食べるわけじゃありませんけど、
他の人の注文を見ていると、この2品に人気が集中している様子でした。
ゴロゴロとしたお肉が特徴的なボロネーゼパスタ。実はお肉は「ジビエ」なんですがクセはありません。
そしてレアステーキ丼。
味も見た目も、とても尾瀬のど真ん中の山小屋で出されたものだとは思えません。
お昼から贅沢してしまいましたが、お世辞抜きでパスタもステーキ丼も美味しかったです。
機会があれば、ぜひ食べてみて頂きたいです。
見晴らしキャンプ場
興味がある人もいると思いますので、見晴らしキャンプ場について少し。
下ノ大堀から歩いてくると、キャンプ場は弥四郎小屋の入口を右に行った先にあります。管理をしているのは燧小屋(ひうちごや)で公式には100張りとなっています。
私が到着したのは11時頃、まだスペースがありましたが、良さそうな場所には既にテントが立てられていました。
そして時間が進むごとに次々とテントが張られていきます。
今回は3人用の少し大きいテントを持って行ったので、早めに着いていて良かったです。
過去、テントを張った尾瀬沼のキャンプ場は予約制ということもあるのか、わりと余裕のある静かなキャンプを楽しめますが、こちらは夏のアルプスのテン場のような感じでした。
トイレに関しては尾瀬らしく綺麗なので、その点は心配いらないでしょう。
最後に
水芭蕉の写真は2年続けて撮ったので、来年はニッコウキスゲの時期に狙いたいと思います。
ほんとは燧ヶ岳(ひうちがたけ)も興味ありますが、1人だと熊が怖いです。
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