初めて映画館で見た映画って覚えています?
私の場合、それは82年に公開された「機動戦士ガンダムIII 」です。仕事人間で、子供を遊びに連れて行った事のない父が、何を思ったのか?突然、私を映画館に連れていったのです。
小さい頃ですから、まったく話も分からず2時間スクリーンを眺めていました。
何故、ガンダムに行ったのか?(しかも3部作の最後だけ)
今考えてみても理由がまったく分かりません。
その父とガンダムで、もう一つ思い出すのは、予備校時代に家でZガンダムのビデオを見ていた時のことです。
仕事から帰ってきた父が、勉強そっちのけでZガンダムを見る私を、何とも言えない目でジッと見つめました。
悲しみ?哀れみ?あの父の目を見た時、私のZガンダムは終わりました。
だから私のガンダムは何回目かの再放送で見たファーストで終わっています。
そのファーストガンダムが横浜の山下公園に建造中という情報をネットで見て、オープン前ではありますがガンダムを撮りに行ってきました。
前振りが長かったですが、ガンダムのファンではありません。
ただ、使われずに防湿庫で眠っていた150-450を久々に使ってみよう!と山下公園まで行って来たのです。
山下公園の「BAYSIDE BLUE山下ふ頭バス待合所」は、すこし広場のようになっており、そこから公開前のガンダムを見ることができます。
鉄の柵が有って近くまでは行けませんが望遠レンズでどこまで寄れるか試してみます。
目いっぱい寄って、これぐらいです。
一脚を使って撮っていますが、それでもファインダー越しのガンダムはブルブル震えています。
クロップモードを使ってみます。APS-Cに換算すると675mmぐらいです。
持ち出したPENTAX150-450で撮る写真はクリアな絵で満足できます。しかし、他社だと600mmぐらいのもっと長い望遠レンズがあるので欲を言えば、なんで450mmという中途半端なところでレンズを作ったのかと思います。
長々と表題と関係ないガンダムの話を書いていますが、この150-450というレンズは工場夜景をアップで撮るために買いました。もともとアクセス数の少ない本ブログでも、なお一層、工場夜景はサッパリなアクセス数なので少し飽きていたのは正直なところ。
しかしガンダムのおかげで初心に帰ります。
今回はこのレンズを初めて実戦に投じた新潟県にある明星セメントです。
明星セメント㈱へのアクセス
北陸自動車道の糸魚川インターチェンジを降りると、目的の工場は直ぐに見つかります。
東京から向かうと、関越自動車道→上信越自動車道→北陸自動車道と高速道路を乗り継ぐことになります。すごく時間が掛かるし、辛い道のりです。工場夜景が死ぬほど好きという酔狂な人でなければ、スキーや旅行の帰りなんかに、「いい夜景スポットがあるんだぁ」とか何とか言って家族や彼女を騙して行くのがベストでしょう。
でも、雪道は慣れないと怖いので運転には注意が必要です。
なお、このスポットは工場夜景ブックに載っていた場所です。
工場夜景に必要な装備から撮影、現像まで分かりやすく書かれています。
超望遠で工場を狙う!
ってタイトルを付けましたが、そんなに長いモノは必要ありません。
買った150-450mmというレンズを使いたかっただけで持って行きました。
この撮影した場所なんですが民家に近いため場所を公表することは自重しております。
私はグーグルのストリートビューで彷徨い続けて、この場所にたどり着きましたので根気があれば探せます。
ここまで大きく写すと超望遠を持ってきて良かったと一人ニヤニヤ。
少し場所を移動してみました。
次は、「姫川」の対岸から工場を撮影します。
ストリートビューを見ると距離があるように見えます。
だんだんとガスって視界が悪くなってきました。
23時を過ぎ寒さも耐え難くなり、この日はコレで撮影を終える事にしました。
実戦投入したDFA150-450mmは、望遠(広角もですが・・)の弱いPENTAXでは貴重な存在です。
また、コイツを持って工場を撮りに行ってこようと思います。
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