冬山装備を揃えてみたら〇〇万円

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冬山を登ってみたいと装備を買い始めましたが、あまりにお金が消えていくので途中で心が折れそうになってしまった・・・という話を書きたいと思います。

冬山、装備、総額など適当なワードで検索すると、、必用となる金額は人によってバラバラのようです。10万の人もいれば20万の人もいて、いったい何が正解なのでしょう?

好みは人それぞれで、特にメーカーにこだわると簡単に10万ぐらいの違いは出てきます。

今回、私が装備を揃えるにあたっては、、、

・一通りの装備品を
・モンベル中心で品選び
・ゆくゆくは赤岳に登りたい

という条件でやってみました。

これから冬山をやってみたい人の参考になれば幸いです。

 

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冬山用の登山靴とアイゼン

まずはコレがなくちゃ登れないのが靴とアイゼン。

厳冬期の山も視野に入れたいと思った私は冬のボーナスを握り、専門店(石井スポーツ)へと向かいました。

最初に買った冬山装備・・・

いきなりドン!73,350円

スポルティバのネパールEVOという商品でした。

しかし、当初、私が考えていたのはモンベルの「アルパインクルーザー3000」という54,000円ぐらいの靴。ところが夏用のモンベルシューズを履くたびに足を痛くするので、値段的には好みだったのですが諦めるしかありません。

安い靴を求め、次に向かったのが石井スポーツ。

石井スポーツは「AKU」というメーカーの登山靴を取り扱っていて、これが、この時、アイゼンとセットで74,300円というセールをしていたんですね。(新春特別価格)※今回は2022年1月初旬のお話です

これならモンベルと同じくらいじゃないか?

入店早々、さっそく登山靴コーナーにいたベテランっぽい店員に声を掛けました。

「AKUを勧めてくるんだろ?」

と予想していたら、店員が持ってきたのがネパールEVO。

話は少し逸れますが、、、こういう登山用品店の店員って愛想が不愛想な感じの人が多くて困りませんか?例えば服屋なんか店に入っただけで、呼んでもない店員がニコニコ近寄ってくるのに、登山ショップの店員は口数もすくなけりゃ愛想笑いすらありません。(あくまで私の偏見ですよ)

だからド素人の引け目もあって、こういう店員を前にするとホント落ち着きません。

とはいえ、言うべき事は言ってやろうと

「予算をもう少し低めで考えてたんですけど・・・」

初めて店員が、お目当ての「AKU」に視線を向けました。

「こっちも・・・・有りますけどね・・・・」

と明らかに薦める気はなさそうな雰囲気。

というのも、最初に私が赤岳に登ってみたいなんてチラッと言ってしまったもんだから、それ相応の装備を薦めてきたようです(赤岳ぐらい寒いところはスポルティバの方が良いそうです)

店員は相変わらず不愛想ですが、それが逆に本気度にも思えます。

結局、23,100円のアイゼンと合計98,450円

良いものを買ったという満足感よりも、

感じるのは何やら後ろめたさだけ。

赤岳を目指すなら、やっぱEVOだよねと、

自分に言い聞かせながら、やけに重い箱を持って帰路についたのでした。

 

ウェア類はモンベルで

Webでモンベルについて調べると否定的なコメントが気になることがあります。

モンベル製品に対して高いよと言うツイートを見てしまったが、そういう方は冬山止めた方が良いのでは…あれは冬山装備では必要最低限で上はキリがないのだぞ…

おぉ、すげぇー。

ここまで言い切るなんて、どんな山に登っている人なんだ??

と少し皮肉を込めて言ってみましたが、モンベル製品に対するネガティブな意見を目にするのはコレに限った話ではありません(主にデザイン面)

必用最低限が具体的に何なのかが分かりませんが、「安かろう悪かろう」という事を言いたいのなら日本で高価な舶来物も、海外のショップで見ると日本ほどでなかったりしないですかね?

個人的には、ペラペラのナイロンジャケットに〇万は出せません!と思うのですが、考えてみるとカメラ三脚には〇万出してるので、あまり人の事を言えませんねー

あとモンベルはダサイって言われますが、何もデートに行くわけでないですからね。

私なんて疲れると平気で地べたに座り込んでしまうし、泥で汚したりもする。そもそもオジサンになって人の目をあまり気にしなくなりました。(高校生ぐらいの時は、こんな格好じゃ外にでれない!なーんて、自意識だけは過剰気味でしたが)

さて、ウェアはレイヤリングと言いますね。

ベースレイヤーから上下をすべてモンベルで購入しました。(手袋除く)

・ジオラインEXPラウンドネックシャツ(6,076円)

・U.Lサーマラップパーカー(13,420円)

・ストリームパーカー(31,900円)

・パーマフロストダウンパーカー(30,580円)

・インシュレーテッド アルパインパンツ(24,200円)

・ジオラインEXPタイツ (5,762円)

・トレールアクションタイツ(6,380円)

・メリノウールエクスペディションソックス(3,190円)

・GORE-TEXアルパインスパッツ(7,480円)

必要最低限と言われてしまった「モンベル」で合計128,988円です。

 

最初の靴を合わせて20万を超えました。

懐が厳しいので手袋はなるべく安いものを探しました。

・ブラックダイヤモンド ソロイスト24,200円(2着分)

石井スポーツで旧品が安くなっていたので、それを買いました。

 

その他の装備品もモンベル主軸で

ピッケルは少し長めが欲しくて海外通販で1万ぐらいで買いました(ちゃんとしたメーカーですよ)

あとは、普段のものを流用してもよかったのですが・・・やはりモンベルで。

・アルパインザック50(21,780円)

・ギアホルダー (2,860円)

雪が降ってもザックカバーを付けたりするのが面倒に思ったのでザックも新調しました。(アルパインザックは防水仕様です)またアイゼンやピッケルを外側に引っ掛けたかったのでギアホルダーも一緒です。

それと、

・ホットチリ MEC BALACLAVA (4,950円)

これはバラクラバですね。

後はサーモボトルや、アイゼンケースも買いました。

 

結論!総額で〇〇円でした。

ここまでモンベル製品をメインにそろえましたが

その総額は・・・

288,048円!!

もう、カメラ買えちゃいますね。

奥様には絶対に言えない金額です。

モンベルだからすっげー安いんだって言ってます(笑)

ただね、それだけ投資してお前は冬山に行ったのか?

って話もあるのですが、それは次の機会に書きたいと思います。

 



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