Really Right Stuff BH-40

カメラ

Really Right Stuff BH-40を購入

旅行や登山に持っていく雲台を何にしようかと迷いませんか?

せっかく我慢して,重さに耐えて三脚を持っていったのに、後になって「雲台が・・・」と後悔しても遅いですから。
この度、海外旅行を前にして、新しい雲台を導入しました。

私自身は雲台を語れるほどの撮影技術も経験もない素人ですが、機材道楽として楽しむのも良いのではないかと・・・・

購入を検討される方の参考になれば幸いです。

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SIRUI G-10K

車以外での移動が必要な時にはSIRUIのG-10Kを使ってきました。
カタログ上の主な仕様は、次のとおり。

  1. 重量 0.3Kg
  2. 最大搭載加重 18Kg
  3. ボール直径 29mm

ReallyRightStuffのL型プレートを導入していたということもあってアルカスイス互換雲台を探していました。
その中で耐荷重が高く、値段が安くて、旅行用として軽くて、割と信頼できそうなメーカーということでG-10Kを購入しました。

ただ、使っていくうちに気になる点が1点ありました。
それは、大型レンズ(70-200mmF2.8)を取り付けた際に、雲台のネジをきつく閉めているにも関わらず、少し力を加えるだけでレンズが動いてしまうことです。

小さいレンズでは起こらないのですが、それにしても最大搭載加重18Kgですからね。もう少し丈夫だとは思っていました。

B&Hから個人輸入

購入はアメリカのB&Hからの個人輸入にすることにしました。
今回は旅行用に買いますので重量を考え少し小さいクランプ(CMPCT LEVER-RELEASE CLMP)を選択しています。

本体価格は$405。送料は$47.21で合計$452.21。1$=112円で計算すると50,647円ぐらいです。
小さいクランプを選択しているとはいえ、日本で買うよりはだいぶお得に買えた気がします。

また、旅行の出発日に間に合わせるため少し高い発送方法を選択しています。
2~3日の差ですが、通常はもう少し送料は安いはずです。

雲台の比較

手持ちの雲台を比較してみます。

右から、

  1. アルカスイス Z1+
  2. Really Right Stuff BH-40
  3. SIRUI G-10K

並べて見るととアルカスイスのZ1が頭飛びぬけて大きいです。BH-40とG-10Kは同じぐらいに見えますが、手に持った感触はBH-40の方がズッシリ感があります。

それぞれの重さを量ると、

  1. アルカスイス Z1+        660g
  2. Really Right Stuff BH-40  446g
  3. SIRUI G-10K                  275g

となり重さではSIRUIのG-10Kが圧倒的に軽いです。

SIRUIのG-10Kで気になっていた大きいレンズを付けた際の雲台のホールド感は、Z1は当然としても、耐荷重8KgのBH-40も力を掛けても動くことなく確実にホールドされています。実物を見ることなく海外通販で購入したのでホッと一安心です。

三脚(GITZOのマウンテニア1型)に取り付けた感じですが、冒頭の写真を見ていただいてわかるとおりBH-40にピッタリです。Z1では頭でっかちになり、G-10Kはその逆です。

それと今回雲台を新調したのは、もう一つ理由がありました。
それはPeak Designのキャプチャークリップ(V3)のプレートを使いたいということです。

SIRUIのG-10Kはクランプをネジで開け閉めするタイプなのでPeakDesignのプレートを使うことができるのですが、アルカスイスのZ1はクランプが特殊な形をしているためキャプチャークリップのプレートが入らないのです。

この点に関して買う前は心配していましたが、BH-40でもPeakDesignのプレートが使えました。

プレートを右から入れようとしてみた

BH-40のレバーを起こした状態では、クランプの左右からスライドしてプレートを入れるのですが、購入時点ではPeakDesignのプレートは中央付近で引っかかってしまいます。

レバーを起こした状態から更にレバーを倒すとクランプが完全に開きますので、この状態で1度プレートを挿入、固定するとPeakDesignのプレートを装着することができます。

また、1度装着すると狭かったプレートが広がるのか、2度目からはレバーを起こしただけの状態でも左右からプレートをスライドして装着できるようになりました。

最後に使用感など

実際に使ってみて、レンズをしっかり固定できる点は期待どおりでした。
また、噂に聞いていたReallyRightStuffのレバークランプの使い安さはアルカスイスZ1では比較にならぬほどでした。
知らなければZ1で満足していたのですが・・・クランプ交換などという誘惑が私を悩ませそうな気がします。

欠点を上げれば、雲台のボールの動きがZ1に比べスムーズではないこと。
雲台の切れ込みのある方向にはスムーズに動くのですが、その逆は少し硬いです。(Z1は全方向スムーズに動きます)
また、カメラで水平を出したあとロックレーバーでボールを閉めた際に少し動いてしまう感じもありました。

それでも金属の質感もカッコイイですし、携帯性と機能性をあわせ持った雲台として常用する雲台になりそうです。

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